埼玉県川口市の女性弁護士による、相続・離婚の法律事務所

〒332-0034 埼玉県川口市並木2丁目4番5号       第二マサキビル303号室

受付時間 9:30~17:30(平日) 

048-271-5085

相続の基礎知識

原則として、遺言による指定がないときに限って、民法の法定相続の規定が適用されます。

法定相続の場合の相続人の順位

相続には順位が決められており、先の順位の相続人がいない場合に次の順位の相続人が相続する権利を有することになります。


① 第1順位 子
子があるときは、子は相続人となります。

代襲相続

子が相続の開始以前に亡くなっていたとき
子が相続人の欠格事由にあたるとき
子が廃除によって相続権を失ったとき
には、代襲相続により孫が相続します(887Ⅱ)。

孫が死亡していればひ孫が再代襲相続します(887Ⅲ)。

 

② 直系尊属
子や子の代襲相続人がいない場合には、被相続人の直系尊属(親、親が相続開始の時点で亡くなっているときには祖父母)が相続します。

 

③ 兄弟姉妹
第1順位、第2順位の相続人がいない場合には兄弟姉妹が相続人となります。

相続開始以前に相続人である兄弟姉妹が亡くなっていても、兄弟姉妹に子がいれば、その子が代襲して相続人になります(民法889条1項2号)。

兄弟姉妹には再代襲相続は認められません。


④ 配偶者
配偶者があるときは、配偶者は常に相続人になります(民法890条)。

 

法定相続分

遺言のない場合には、民法に定められた法定相続分が適用されます。

 

〇 配偶者がないとき


→第1順位 子
第2順位 直系尊属(親など)
第3順位 兄弟姉妹

 

〇 配偶者があるとき


配偶者は必ず法定相続人となり、常に法定相続分があります。
→配偶者+子であれば、2分の1ずつ


配偶者+親であれば、配偶者対親は、3分の2対3分の1


配偶者+兄弟姉妹であれば、配偶者対兄弟姉妹は4分の3対4分の1
になります。

子どもが2人以上いる場合、子どもの相続分を人数で等分することになります。

 

被相続人と相続人の間に養子縁組関係があった場合

養子縁組により養子は養親の嫡出子の身分を有することになります(民法809条)。


ただし、普通養子縁組の場合、養子と実の父母との間の親族関係は終了しません。

そこで、普通養子縁組の場合、養子が相続人であれば、実の父母、養子の父母およびそれぞれの親族が相続人となる。


これに対して、特別養子縁組(民法817条の2)の場合は、実の父母および親族との関係は終了するので(民法817条の9)、相続は養方の父母と親族との関係は終了します。

 

相続欠格・廃除

相続欠格者廃除された者は相続人になりません。

 

相続欠格(民法891)の場合は、相続権を当然に剥奪されます。

 

廃除(民法892、893)するには、家庭裁判所への請求が必要です(遺言でも可能)。

廃除の理由となるのは、推定相続人による被相続人に対する虐待、重大な侮辱、その他著しい非行です。

 

遺産分割

相続財産については、相続人達の協議によって自由に分割できます。


遺産の分割方法が決定したら、遺産分割協議書を作成することになります。


協議が成立しなければ、家庭裁判所の調停を申立てることになります。調停でまとまらなければ、審判手続に移行します。

 

特別受益(民法903)

相続人が被相続人から受けた

①「遺贈

②「婚姻、養子縁組のための贈与

もしくは「生計の資本としての贈与

を特別受益といいます。

相続開始時の財産に①②を加えた額が、相続財産とみなされます。
相続財産を法定相続分で分割した後、①②を差し引いた額が実際の、具体的相続分となります。

 

寄与分(民法904の2)

相続人が、

①被相続人の事業に関して労務提供財産上の給付をした
療養看護その他の方法により被相続人の財産の維持や増加に特別の寄与をした場合、

寄与分となります。

相続開始時の財産から①②相当額を差し引いた額が相続財産とみなされます。

相続財産を法定相続分で分割した後、①②相当額を加えた額が実際の、具体的相続分となります。

 

遺留分

遺留分とは、相続人に遺さなければならない相続財産の割合のことです。

 

兄弟姉妹には遺留分がありません。

 

相続放棄、相続欠格、廃除によって相続人でなくなった者には遺留分もありません。

遺留分を侵害された場合は、遺留分減殺請求権を行使できます(民法1031)。
ただし、期間制限があります。減殺すべき遺贈・生前贈与の存在を知った時から1年以内、
相続開始から10年以内に行使しなければ権利は行使できなくなります(民法1042)。

 

 

 

下記もご参照ください

遺言について

相続のご相談

相続人がいない場合

お問合せはこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

048-271-5085

受付時間:9:30~17:30(平日)

お問合せはこちら

お電話でのお問合せはこちら

048-271-5085

メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

お問合せの詳細はこちら

ご連絡先

代表弁護士の
水内麻起子です

みもざ国際法律事務所
Mimosa International Law Office

〒332-0034
埼玉県川口市並木2丁目4番5号
第二マサキビル303号室
TEL 048(271)5085

弁護士紹介はこちら